• 令和元年度江刺甚句まつり42歳年祝連 燎仁会

新年早々に行われた伝承式から3週間。

紀焔会の皆さまから江剌甚句のご指導をいただいた伝承練習が、2月1日で最終日を迎えました。

最初の1週目はまず踊り練習から始まり、2週目からは第1演芸部(踊り)と第2演芸部(お囃子)に分かれてご指導いただきました。

雪の積もる夜も燎仁会のために紀焔会の皆様は毎日足を運んでくださり、その姿に燎仁会は誰もが感謝していました。

そして思うように踊れない自分を窓ガラスに写して、何度も動作を確認してきました。

伝承の甚句は小さい頃踊った「江剌甚句」の記憶で踊れるようなものではなく、

繊細さと正確さを要求される動作に驚いた初日。

最終日には紀焔会様から「踊れている。自信をもって」と繰り返し励ましの言葉をいただきました。

感涙する人、涙をこらえた人。

辛いとか、大変だったとかではなく、紀焔会の皆さんの優しさに感謝した涙だったのではないでしょうか。

これから本番まで第1演芸部を中心にもっと江剌甚句に磨きをかけていきたいと思います。

 

 

そして、別会場で練習をしていた第2演芸部。

伝承練習最終日は、初めてホールのステージ上で演奏するため、楽器の配置なども教えてもらいました。

ついこの間までは紀焔会さんが演奏するのを後方で見ていたのが、今度は私たちが演奏する立場になったんだと改めて実感しました。 

 

そして演奏してみてすごく緊張しました!

 

楽器ごとに分かれて練習をスタートして、練習中盤で初めて合奏したときは想像より合わせられた感動がありました。 そして最終日のステージでの演奏はそれとはまた違った感動がありました。

 

練習の終わりに紀焔会の皆さんと向き合ったとき、翌週から自分たちが主体となる練習への不安と、毎日優しく指導してくれた感謝の気持ちが込み上げてきました。

最後は紀焔会の皆さまから激励の拍手をいただきました!

これからも期待に応えられるようがんばります!

 

※写真は紀焔会様より提供いただきました。ありがとうございました。